でもないか。

先日の御日記。大蟻食閣下はこう宣はれた。

文化財保護と修復についてとっくりと考える。兎も角脆いもののようなのだ。今のうちにがっちりX線当てたりして調査して、レプリカ作っておいた方がいいんじゃないか。



なんという偶然。否、これはひょっとして予言であったのか。

HAL9000は、レオナルド・ダ・ヴィンチ作の名画「最後の晩餐」を、超高解像度画像でインターネット公開するプロジェクト「Haltadefinizione」を立ち上げた。



現物はここ→Haltadefinizione


いやぁ、凄い。160億画素って聞いてもよーわからんが、100%まで拡大したら、なんか変な動物の皮膚のような気持ち悪い肌理が見えるのだった(H9というスカシも見えるがしかたないな)。






これはJesusのお鼻。うへぇ。きめぇ。とか言いつつピンセットかなにかでめくりたくなる。


で、ここまで細かく写し取っておけばそれでOKかというと、どうもそうは見えない。色はそれでいいのか?ほんとにいいのか?写真でみるのと本物を見るのでは結構違う。というか一緒だと思ったことが一度もない。モネもマネもゴッホピカソフェルメールルノアールもルオーも。ありったけの名前出してみましたがいかがでしょう。兎も角、色の再現性が気に入らない。ので、この最後の晩餐も本当に本物とそっくりというか色の再現ができているの?と思ってしまう。


見たことあるひと、どうでしょう?大蟻食さんはご覧になったことありそうだけど。というかディスプレーで変わるか…


あ、最初気に入らなかったBGMだけど、癖になるなこれ。パタリロを思い出す。