パプリカ

ようやく見た。

パプリカ [DVD]

色がね、綺麗かな。どうも精神を病んだ人の悪夢ということになっているらしい、おもちゃの大名行列が結構賑やかでいいんだけども、もっと圧倒されるくらいの方が病気っぽくてよかったかなぁと。ま、映画館の大画面で（といっても近頃の映画館はスクリーンちいさいけどな）見ていればよかったんだろうか。『時をかける少女』の青空も大画面で見ればよかった気がする（あれもミニシアター系だし、どうせちっさいけどな）。映画館だけはもうすこし踏ん張って、本屋のような悲惨なことにならんで欲しい。できる限り見に行くからさ、たのんまっせ。


と、パプリカよりもドクターの時のほうが魅力的なので、おっさん二人が盛り上がっても付いていけん。ま、理想の女性なんて人によって違うからなぁ。わたくしの場合はどＭであるからして、小悪魔（うえっ）パプリカよりはどＳっぽい敦子のほうがいいのです。


で、どＳでえらそーな女性に山寺宏一＝トグサに大塚明夫＝バトーとくれば当然攻殻臭が漂うわけで、内容もそういえば電脳の話と似ていなくもない。


もっとキチガイっぽい映像が見たかったなぁ。どんなのだったらよかったんだろう。自分の夢には色がないらしいのでわからんな。洪水とか水でいっぱいの風呂桶とかそういう夢で魘されたことはあるけど地味すぎて映画にならん。あと遅刻しそうになったのでいつもの道を通らずに山を掘って学校までいった夢とか（途中で埋まってしまった）。