そうそう、小説現代を立ち読みしたのだった。で、大蟻食のアンダーグラウンド賛歌を読んだついでに柴崎友香森見登美彦の対談も読んだ見た。


だんご鼻は愛嬌があっていいな。古田監督とか。ほかのパーツがどんな風に転んでも大抵かわいい。


おっと、話が逸れたわい。登美彦坊ちゃんであるが、かねてより誰かに、何かに似ているとずっと引っ掛かっていたのだが、今回ついに突き止めた。坊ちゃんはあのジオンきっての地球通で骨董には目がない目利きのマ・クベ中将にそっくりだ。


あのやり場のない男汁を一身に引き受けたかのようなクネクネの前髪が全てを物語っている。ニヒル。これで坊ちゃんが京都の骨董屋に入り浸り薀蓄をたんとたんと溜め込んで女子の前に出るたびにひけらかしてキャーキャー言われるようになれば完璧なのだが。


もういっこ。かねてより『シグルイ』8巻の巻頭の扉絵の虎眼をどこかでみたことがあると思っていたのだが、昨日気がついた。あれは、スケルトン界の雄、いやヒーロー=英雄である人造人間キカイダーに間違いない。あの配色といいスケルトン具合といい、これはもう山口貴由石ノ森章太郎へのオマージュ(なんか恥ずかしいなこれ)に違いない。いや、ほんと。