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このまえ見た『オーシャンズ13』でアル・パチーノが出てたんだけど、最後がショボーンだったので、もっと濃いアル・パチーノが見たくなった。で、借りた。
- 出版社/メーカー: 日本ヘラルド映画(PCH)
- 発売日: 1998/12/18
- メディア: DVD
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公開当時に銃撃戦がすごいぞというのを連呼しているのを見すぎたので、警戒して大して期待せずに見たんだけど、結構面白かった。
アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの二人がスケールの大きいケイドロ=泥棒と警官をやるだけの映画なんだけども、どちらか一方に偏らず、二人の存在感が拮抗したまま話が進んでいくので緊張感もそれなりに維持されてた気がする。
画面も顔のアップが多いにも係わらず鬱陶しくないなと思ってみていたら、その他のどんな場面でも構図というのか配置というのか、とにかく見た目のバランスがいいことに気がついた。決まりきったパターン(大抵、顔のアップが右により、左におおきなスペース)がと言えなくも無いけど、お陰で長い時間見ていても画面の拙さで疲れるということがないんじゃなかろうかと。
で、お話のほうはというとちょっと男に都合が良すぎるんじゃないのというか女の扱いがいい加減というかナタリー・ポートマンは一体どうなったんだっ!と思った。あと、ヴァル・キルマーが微妙にやり過ぎてた気がする。もう少し抑えろ。抑えないとジョン・トラボルタになっちまうぞ(母親役やるみたいね、今度の映画)。売れっ子になるってことだからいいのか。