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なんとなく借りたんですが、当たり。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2005/07/06
- メディア: DVD
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このポール・ベタニーは、今まで見た中でベストだった。物凄い怖い。暴力シーンがすごいし。ポールが大きな口を開けて、音にならない音を発するところなんて痺れたし(ちょっとエイリアンを思い出したけど)。
他の面子は30年後も同じ役者がやっていたんだが、ポール・ベタニーだけは、別人が演じていた。別人というのが年食ったマルコム・マクダウェルで、この人はほんと役じゃなくても悪人じゃないだろうかとちょっと思った。ベタニーの特殊メイクが上手く決まらないなら、ベタニーだけずっと同じ若いときの顔のままでも良かったかもしれない。どうせ冷血爬虫類顔だし、最初の数分はともかく直ぐに慣れると思うんだけどな。
しかし、いろんな暴力シーンを見てきて、結構不感症というか麻痺していたところがあったと自覚してたけど、この映画のは来た。敵対勢力のボスをやるところは、あれ放送していいんだろうかと。いや、暴行そのものは写していない。だけど、几帳面に道具を並べ、几帳面に着衣を丁寧に脱いで殺しの準備をするところから、殺される側の視点から撮った映像(音)ところまで、かなり脳ミソにダメージを受けた。本来の自分の主張とは異なる「子供に見せるのはどうか」というフレーズが一瞬頭に浮かんだ。