妙に気になっていたので借りた。




いや、初回スペシャルかどうか知らんけど。


これは、なんなんだ。よく判らん。意味というか意図が分からない妙なシーンがところどころあって、なんだか○○っぽい雰囲気だけを追求したらこうなりました、みたいな感じ。着ぐるみとか分からん。同僚と上司の浮気&離婚騒動は要らないんじゃないのか。ロールスロイスも分からん。ちょっと浮世離れした中島みゆきの母ちゃんはいいけど。


とりあえず、ドランクドラゴンの塚地くんがいい。佐々木蔵之介もいい。久しぶりに見た常盤貴子はもうちょっといい役でも良かったんじゃないか。沢尻エリカ北川景子姉妹というのは反則だろう。今回初めてまじまじと景子たんを見たんだけど、見る角度によってはかなり危ない感じであることが分かった。まぁ、かわいいけどな。


で、なんだっけ?あ、これは、なんというか小さな音でDVD掛けっぱなしにしておくような映画で、あんまり食いついてみるような映画じゃなかったということですか(つーかそれって映画と呼ぶのか)。上にも書いたけれど、所々意味あるいは意図不明なシーンが入っていたり、そのタイミングというかテンポがいちいちハズレ感があってどうも気色悪い。これは原作の江國香織っぽさなんだろうか。


で、最後あたりに来てはっとしたんだけど、この映画どうも80年代臭い。何故だ!2006年なのに雰囲気というか画面が80年代なんだ。こ、これは森田芳光だからなのか?『ハル』もそれっぽかったな。でもこれも96年なのか。『39 刑法第三十九条』は事件を起こした少年というか元少年サラリーマンNEO出てるけど、見てもあんま笑えないのね)の気持ち悪さがとてもよかったんだけどな。ほかの作品名見ると引くなぁ。あわないんだろうか。


行定もこんな感じになる気がしてきた。