こういう趣味は前からあったのは確かなんだけど

冒頭の、東部占領地域に残してきた妻がロシア人に攫われたらしいんで様子見てきてくれ、を石炭の現物で請け負うとか、帰りに電車の中でロシア人と喧嘩になったら殺しちゃったんで、仕方がないから持ち物の腕時計四個を奪い、翌日国会議事堂前の闇市まで売りに行くとかいうのがものすごく良かったんだが、




単純な悪党なのだろうか。違うんだろう。なにかこう、ヒネタ裏がありつつやっぱり見た目はタダの悪党というか。いや、ただの悪党だろうな。タダの。


フィリップ・カーもいいけれど、大蟻食せんせには『300』の感想を書いていただきたい。それとも哲也さんのと変わりないのだろうか。殊能たんは大層お気に入りのご様子だったけどなぁ。ま、あれは直前に見た『大日本人』の反動もあるんだろうけど。


僕は『300』のなかのキッタハッタではあまり痛みを感じなかった。最近ではやっぱり『ホテル・ルワンダ』のナタでばつんがつん殴りつけるのがとてもこたえた。


ま、暑い中読書がサクサク進むというのは身も心も快調なんでしょう。良かったですね。ぼくはもうねまつ。もう。