関西ラグビーフットボール協会招待試合

なにかと言うと、同志社vs慶応義塾です、はい。


11時前にお電話がありまして、思い出しまして、出かけようとしたところですね、髪の毛ぐしゃぐしゃでしかも脂ぎっていてですね、あ、昨日お風呂入ってないということに気がついて慌ててシャワー浴びて髪洗ってドライヤー。


東花園に到着後、弁当でも買うかと近商(近鉄系のスーパーですね)に行くと改装なのか閉店なのか工事中。で、お向かいのホカ弁屋のぞくと客だらけで諦め、今度はお隣のコンビニ見るとここも客だらけしかも棚は殆ど空っぽという状態。仕方なくその先のマクドへ行くが行列。もう探すの面倒になって並ぶ。


ラグビー場へ向かう途中、公園におみこしが数台並んでいるのを発見。はっぴというかなんというかヤンキーの格好した連中が湧いていた。お子様からおっさんまで皆さんおそろいの装束。歩道に座り込んでビール飲みつつ煙草すうバカ多数。あまりに多いので市ねという気も起こらなかった。


どうもお祭りも同時開催らしく、ラグビー場前の公園には多数のテキヤ。人出もすごいがよくよく見てもなんで集まっているのか分からないなぞの大阪人集団であった。暑い。暑苦しい。その辺に座り込んでソースぶっかけた粉物にかぶりつく老若男女の姿はまるでトロールの群れ。違うのはお天道さまの光の下だということくらいか。いや、暑いでしょそれは、と思うんだけど皆さん元気。


その群れを掻き分けつつ入場¥1500ナリ。


屋根があるメインスタンドのB-5-15に座る。OB戦が行われていたが、そのOBとやらは遠目にも分かるほど草臥れた人達で、走り方がヘナヘナであり、見ていて可哀相で仕方なかった。いや、ほんとは愉しそうでしたけど。


で、本番。キックオフ。まず同志社がサクサクっと連続でトライを決める。そういえば、1回目のゴールキックは成功していたにもかかわらず表示なし。2回目のトライが決まったところで慌てて追加されていて、2回目のコンバージョンの得点かと思って混乱。しっかりしたまえ。


ああ、一方的な試合になるかなという予感。だがしかし慶応義塾も巻き返す。油断したのか慶応の脚がそうさせたのか同志社パスミスが多くあっという間に2トライ返し、前半終って20-19の接戦。


そういえば隣に座ったおばさんは慶応の選手のお母様(おかんといったほうがしっくりくるけど)らしく、同志社にボールが飛ぶと、落とせ!落とせ!とのたまわり同志社の選手がボールを持つと潰せ!潰せ!と咆えられていた(いや、文字にするとキツイくみえるかも痴れませんがとても感じのよい方でしたよ、はい。この人の息子ならいいやつなんだろうなと予想できるくらいです)。なんでもご子息はスタメンではなく、控えなので大量にリードしてないと後半に出場させてもらえないと心配されていたらしく。


だがしかし、1点負けているにもかかわらず、後半頭からご登場。よかったじゃんかーと思ったのも束の間、後半開始1分ほどで、なんとそのご子息がトライを決めた(21番、牧野悟選手だったかな?)。それも目の前で。いやぁ、こういうことってあるのね。よい母の日になりましたね。ほんと。ご子息がトライするところを初めて見たって仰ってましたから、感激もひとしお(うわっ)でしょう。親孝行な息子だな。


後ろの観客は目の前にお母さんがいらっしゃると知ってか知らずか21番ちいせぇなぁとか言ってた。確かに小さいけど、やはりそこは現役。脚もしっかり鍛えられてた(バックスだしスピードが大事)。上半身だって鍛えているので両腕は身体から離れている(筋肉がつっかえる)。


とはいえ、やはりラグビーはでかいやつがやるものというイメージはある。そのイメージどおりの選手が後半、同志社チームに出現。イメージどおりというか超えてたなあれは。19番の、吉田惇哉選手だったか。とにかくでかい。どう見ても鍛えすぎ。ベンチプレスばっかやってるんじゃないのかという上半身。でもフォワードじゃなかった。彼は慶応の選手3〜4名を引き摺りながら前進していたので、見た目だけではないことはよーく分かった。


あれ、なんの話だっけ?試合は後半の中盤以降完全に同志社ペースで、結局全部で7トライくらい決めていた。なにがどうなってああいう結果になったのかは分からんけど、慶応のミスってそんなに印象にない。残ってるのはスクラムやモールでは同志社に圧倒されてたところくらいか。でもあれは決定的な要因にはならないと思うんだけどな。


ま、両チームとも暑い中ご苦労様でした。こっちは日陰で見ているだけなのに日焼けしてた。それくらい気温以上に日差しが強かった。あ、同志社の水分補給に走り回っていた女の子(の髪)が綺麗だった。顔は見えんかった。以上。


来週は第2回のラグビー祭りだそうです。行くのか?俺。ガーデンパーティーは去年¥1000か¥1500だったのが今回は¥3000ということなので行かないかもしれない。ま、これだけ高いと、あの怒り心頭怒髪天を衝いてたオバサンも参加しないだろうな。