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避けてはいたんだけど。
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2006/08/25
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いやぁ、見ないほうがよかった。もう少し体調を整えてから見るべきだった。
ザワザワしてるのは分かっているけど、大丈夫。と高を括ってたら突然虐殺が始まる。そのあたりが怖い。はっきり言って『サイン』のエイリアンなんて比べ物にならないくらい怖い。
もう、基本事実に基づいたお話だという実話効果の所為もあって、映ってもいないビクトリア湖に浮かぶ大量死した魚のような黒人の死体を思い出し、棒切れで殴っているだけかと思ったら鉈で生きた人間を叩き切っていたあの場面(これは映画にも出てくる)を思い出し、もうくたくた。そのままジャンジャウィードまで思い出し、人間はなにをやっているんだろうかと。
しかし、あそこまでやってしまうと、もう一緒には暮らせないな。ツチとフツ。植民地経営のために蒔かれた種が取り返しのつかない花を咲かせたということか。ウスタシとかチェトニクとか。分断には気を付けないといかん。
日本でも起こらないとは限らない。