上海に第三世代放射光施設「上海光源 SSRF」だって。


高エネルギーの電子を円形の軌道上に回して放射光を取り出す加速器の一種で、日本の「スプリング8」(兵庫県)や欧米の「第三世代」と呼ばれる巨大施設に肩を並べる能力を持つ。



だそう。というかSPring-8だって第三世代だろ。Insertion Device使ってるんだし。というか肩並べるのかほんとに?


ということで性能緒元みると、リング432 mしかない。SPring8は1400 mあるよ。


ほかの記事では60本のビームラインみたいな話もあるけれど、432 mで60本は無理じゃないのか。よくわからんけど。


エネルギーは3.5 GeVらしい。SPring-8はその名の通り8 GeVだからなぁ。ソフトだけなんだろうか。とはいえ、3.5でも第4位らしい(SPring-8が8 GeV,アルゴンヌのAPSが7 GeV,グルノーブルのESRFが6 GeV)。とはいえ、筑波のPhoton Factoryは仕舞い時か…



ビームのライフタイムは10時間。ただし、あとでトップアップモードに挑戦するらしい。Beam position stability±10% (< ± 3mm)が厳しいかもしれない。mmて。8だとμmオーダーでしょ、確か。ま、動くときもあるけど。


ま、がんばれ中国。こういうのは作る過程で人が育つだろうし、強力な底上げになりそう。ま、やる気があればの話だけど。