いや、また見てないけど映画の話、メモ。


レンタルビデオ店で『アメリカン・ビューティー』がコメディの棚に置かれていて、変だなぁと思っていた。大体そのお店はいい加減なところではなくって、結構ちゃんとした分類で並べられていて、それが証拠に件のコメディの棚には『アメリカン・ビューティー』以外はこれぞコメディ、これはコメディ、これもコメディ、一応コメディ狙ってるわなというものが並んでいた。で、僕の目にはぽつんと『アメリカン・ビューティー』だけが浮いて見えていた。


だがしかし。あれはちゃんとしたコメディであったことが判明した。


→ 映画秘宝.com 町山智浩のアメリカ映画特電というポッドキャストの第18回 おとなの悲喜劇『リトル・チルドレン』のなかでアメリカでは『リトル・チルドレン』も『アバウト・シュミット』も『アメリカン・ビューティー』もコメディで映画館では爆笑が起こっていると明言されていた。


爆笑かぁと。皮肉っぽいところでニヤニヤすることはあっても爆笑はなかったな。どうも僕のああいったもの(悲・喜劇)に対する感じ方は町山さんの言うとおり、アメリカンヤンキー(ど!どど!)の感じ方と結構違うらしい。でもなぁ。外国の中でアメリカが一番分かり易いというか理解しやすいほうだと思っていたんだけど間違いなんだろうか。それでも中国より近いだろう。一番近くてもこれだけ(ドキッとするほど)ずれてるんだろうか。色不異空空不異色色即是空空即是色。近いは遠い、遠いは近い(←わかるかなぁ。現代思想だぜこれ)。