映画館で見てなかったなということで見た。





ミュータントを人間に戻せる薬キュアが開発されたことと前回死んじゃったはずのジーンが実は死んでませんでしたというこの2つでお話が進みます。えーっと、いきなり(だと思う)ミュータントのレベルが1から5まであることが判明して、主要キャラのなかでもそのパワーの質、量ともにトップレベルだろうあのマグニート爺さんでさえレベル3と知らされる(レベル3っつってもゴールデンゲートブリッジを動かしてアルカトラズに掛けなおすんだよ)。で、実はジーンだけがレベル5であってだれもその能力の限界を測ることができないくらい凄いらしい。じゃあなんでジーンがレベル5だと知っていたチャールズが、決壊したダム水に飲まれたくらいで彼女が死んだと思い込んだのかわからん。


ま、それはともかくレベル5の実力は凄まじく、実家に訪ねてきたチャールズを文字通り灰燼に帰すというか粉にして撒き散らしてしまう。もちろん人だけでなく建物も車も海もなにもかも、とにかく寄らば分子サイズに分解してやるぅうううッ!というリーサルウェポンというかひとり大量破壊兵器


だがしかし。フェニックスと呼ばれる黒ジーンはどうみても“キャリー”です。まぁ、基準が普通の人間だったキャリーと基準がミュータントであるジーンではその暴れっぷり破壊っぷりはレベルが違うし、映像技術も進歩してる(シシー・スペイセクの顔芸も立派だけど)ので、迫力は段違いだけども、やっぱりどうみても“キャリー”です。


ということで僕にとってはなんだか笑える映画になってしまいました。只の爺さんになってしまったマグニートも面白い。


でもなぁ。なんでアルカトラズ侵攻のとき、マグニートは最初からウルヴァリンを押さえ込まないのか分からん。ジーンもなんだかボーっとしてるだけで、なんでマグニートと一緒にいたのかよくわからん。ミスティークも人間に戻ったからといって直ぐに密告するなんてなんか違うし。


ま、Kittyがかわいいから許す。