ヴェロニカ・ゲリン
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2006/01/25
- メディア: DVD
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ジャケ写が気になっていたけど、手が伸びなかったもの。ま、休みだし大きく外してダメージ受けてもねてりゃいいしなと。
えーっと、なにこれ。悪くないんだけど、なんだかな。一度殺されかけて脚を撃たれて24時間警察の警備が付いてる状況で、さらに悪党のハゲにボコボコに殴られてワイヤー付けてねェだろうなと服までビリビリにされ、さらにさらに子供誘拐するぞとか脅されてゲロ吐く程びびり上がっているにも関わらずなんというか備えがない主人公。まぁ、そういうところがかえって本当っぽさの現われなのかもしれんけど。実話に基づいてるというし。そうか、“主人公”という見方がおかしいのか。
ヴェロニカが殺されたことで市民が怒り、それまでしょぼかった麻薬追放デモが通りを埋め尽くすほどに発展、憲法も修正、その後犯罪が15%減少という劇的な展開。最初からやれよ政治家よと思ったが、やっぱりデモとか効果があるんだな。日本じゃ考えられないんだけど。だってさ、麻薬扱ってる街の小悪党を引きずり出してボコボコにしてるんだよ、デモで。ま、誰それが売って回ってるってのが周知の事実ってのも日本じゃなさそうだけど、やっぱアレくらいのキチガイ沙汰もたまには良いような気がしてきた。ええじゃないかって踊るだけって恥ずかしいじゃん。たまには引きずり出してリンチくらいしないとな。牙の生えた羊の群れってのも怖いねぇ。