だま先生に釣られるように山モノに。というわけではありませんがこれ。

岳 (1) (ビッグコミックス)

岳 (1) (ビッグコミックス)

岳 (2) (ビッグコミックス)

岳 (2) (ビッグコミックス)




あっと言う間というか、え?という感じで終わってしまった『最強伝説黒沢』亡き後、オリジナルで読む気がする漫画はこれくらい。あ、『あんどーなつ』も読むな。


『岳』では登山やロッククライミングの遭難者がバカスカ重傷を負い、ガスガスと死んでいく。まぁ、しつこいとも思うんだけども結構しょうがないよね死んだって、というドライな感じがよろしい。島崎三歩のキャラだけの所為ではないのでしょう。パーティーを組もうが組もまいが、結局みんないつでも一人で登っているからでしょう。


一人でウロウロといえば…と思い出して本屋で名前を探すとありました。山と河の違いはあれどもひとりウロウロという点では同じでしょう。


ガクが死んでた。知らなかった。このおっさんの本を読んでいたのはずいぶん昔のことだから、死んでいてもしょうがないけど。カヤックで河をくだりながら時々焚き火するってのを死ぬまでに一度はやっておきたいというのは今でも思うな。ん。


「本」のついでだ、これもいっとこう。

別にかれらが避妊しないのは、バカだからでもなく貧乏でコンドームが買えないからでもなく、たくさん子供をつくることに合理性があるからなのだ、と。



そうなんだってね。僕はこの本を読む前まではバカだから、識字率が低いから子供をたくさん作って喰えなくて死んでいくんだと思っていた。

人間の大地

人間の大地

多分この本。犬養さんは同じような話をいろんなところで書いておられるので、他の本だったかもしれないけど。とにかく読んだのはエイズという病気が知られるずっと前だったと思うけど。結局なにも変わってないってことだろうかね。


Universal Mother

Universal Mother



アイルランドで飢え死にする人を横目に大量の食料がイングランドに運ばれていったってのも似てる気がするな。なんでやねん!と思わずにいられないお金、契約の非情。