ネットも携帯電話の電波も通じない山へと赴く。

途中中途半端(!)に時間が空いたので献血なるものをする。献血前に血液検査(比重かなにかを計る)を受けるのだが二人前の男性が腕の肉が厚すぎる所為か血管が見えないということで順番が繰り上がる。すると一人前の女性が検査前に体重計に乗り体重が軽すぎるという理由でアウト。僕は普通に通過。そのあいだも先ほどの男性はひじの内側をさすったり手のひらをグッパーグッパー握ったり開いたりしていた。次にだめなら諦めてくださいと言われていたがどうだったのか。多分ダメだったんだろう。僕が献血している間次の人が入ってこなかったし。

ということで、どうみても穢れ亡き善意の魂(それも2つ!)が撃沈するところを目撃したのでたいそう気分の良い一日となった。と思ったら寝る前に頭痛が来た。

と、西国三十三箇所の1箇所によって納経帳に印を貰う。いや納経はしとらんけど、南無とだけ言っといた。で、散華という紙切れも貰う。おかんはこんなもの知らんといっていたけど僕はこれまでいったところは全部持ってる。勝った。

で、夜おおっさん(坊さん)が来てお経と御詠歌を詠む。節回しが微妙に違うけどまあよい。ぼんさんの話によると昔は御詠歌33箇所分を90分かけて詠んだと言うことだが今回は40分。それでも長く感じた。あと、途中休憩のお茶は第十六番山城国音羽山清水寺決まっているそうだ。初耳。

で、僕の持ってたのが古いバージョンだったので差別用語として言葉狩りにあう前の歌であって一人貴き卑しきとか言って恥じかいた。