これはよかった。しかしヒュー・グラントが出るやつはみんな軽いので、気分が沈んでるときには便利。外れないからな。


いろんな人間関係が平行していくつも語られていて、登場人物も多いし、ところどころもう少し説明が欲しいなぁと思うんだけど、それほど気にはならない。皆がみなハッピーエンドではないけれど、悪くない。特典の監督や役者による解説(結構おもしろい)によるとヒースロー空港で人々が抱き合うシーンはすべてリアルで、いちいち許可を得たらしいんだけど、ま、あのシーンがすべてといえばすべて。


個人的にはコリン・ファースのエピソードが良かったな。なんかヒューはコリンを貶し続けてた(冗談だけど)けどなんかあったのかね。あとは、キーラ・ナイトレイのやつか。あ、ビル・ナイのマネージャーも良かったなぁ。


ちょっといい話、みたいなのをいくつかゆるく繋げて一本の映画にした感じ。演技で言うとエマ・トンプソンが良かった。