薦められたので観た。

いやぁ、上野樹里君がかわいいのなんの。メガネ掛けた真木よう子さんもいいなぁ。で、瑛太とかこの間までやってた『アンフェア』よりもずっと良く見えた。ま、明るい役の方が似合うんだろうなぁ。


ま、どっかの大学のSF研究会と写真部の話なんだけれども、各メンバーのキャラが立ってるというのか、皆そこそこ魅力があったのでそれだけでなかなか面白かった。導入部がちともたつくというかまるっきり訳がわからんので苛々したんだけども最後にはそれなりに説明がついたのでまあ良しとします。ああいうやり方の他にどうすればいいのかわからんしな。


ともかく。すんゲー新しいことはなにも無い気がしたけど、なんつーか、程よく力の抜けたフニャふにゃ感が気持ちよかった。難しいことは一切なし。面白い連中がただひたすらにくだらないこと(ほんっとにクダラナイよ、というか楽しくてバカバカしい)でドタバタする様子が楽しかった。


この映画の監督って本広克行氏だったからこの映画も『究極超人あ〜る』みたいなのが造りたかったんじゃなかろうかと思ったんだけどどうも違うらしい(『機動警察パトレイバー』みたなのが造りたかったから『踊る大捜査線』撮ったらしい)。なんか先に舞台があってそれを映画版に作りなおしたみたいな感じみたいなみたいなみたいな。同志社の演劇部からスピンアウトして出来たヨーロッパ企画というところがつくったらしく(ああ、槍魔栗三助同志社だっけか)。意外な流れがあるもんだ。


ま、上野樹里くんがかわいかった。そんだけっ!


あ、それと、あの映画の舞台になってる町がとてもいい感じでああいうところなら少々の田舎であってもいいんではないかとかおもったなぁ。まじ。