続けてみた。

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まんず、メリル・ストリープから。実話っつーことらしいけど全体的に焦点がぼけているというか中途半端。レズビアンのルームメイト(シェール!!)とか恋人のカート・ラッセルとの絡みはいらんのとちゃうか。重大な改竄捏造を暴こうとして殺されちゃった(かも)というだけのシンプルなお話の方がよかった。


10代で3人も子供産んでいて、離婚して、子供たちに、たまに会いに行くのも大変な状態(遠いし仕事が休めない)で、でも愛しているからやっぱり無理しても会ってきたけど、さらに遠くへ引っ越すのでもう会えなくなりそう。しかも組合でちょっとした役に就いてワシントンDCなんぞにも行って浮かれてしまい、必要以上に頑張って会社の悪事を暴こうとイロイロと調べているんだけども、その内容が重過ぎてヘタしたらつぶれるじゃん、失業したらどないすんねんと同僚からもはじかれたり。


徐々に孤立していくというのはいいんだけど、そこまでして頑張る必然性が見えん。貧乏で無学で仕方なく底辺をうろついていて、ほぼ唯一の支えだった子供たちとも会えなくなってしまって、自暴自棄になって組合活動に入れ込んだらネタがやば過ぎた所為か死んじゃったよというお話なのかな。中途半端でいかん。特に労組本部(ワシントンDC)のちょいインテリとよい雰囲気になったりするんだけどイラネ。


エリン・ブロコビッチの貧乏+哀しい終わり方バージョン。関係ないけどメリル・ストリープが若くて、ときおりウィノナ・ライダーに見えた。顎の線が似てるのかな。ま、もう見ない。


次はエリシャ・カスバート。エリシャかわえーの。そんだけ。


よくある軽めの青春映画。悪くないけどよくもないか。終盤がもっとシンプルだったらよかったんだけど、いくつかの話を詰めた所為でリズムが悪くなった気がする。


出てた役者、多分よくなりそう。主演のエミール・ハーシュとエリシャ・カスバートの二人もいいしポン引きみたいな男やってたティモシー・オリファントも面白そう。エミールはあいつに似ていた。あの、『ムーラン・ルージュ』とか『トレイン・スポッティング』に出てたの。なんだっけ。ユアン・マクレガー。ということは『グッバイ・レーニン』の兄ちゃんとも似てるのか。悪くねえ。胸毛が鬱陶しいけど。


ま、エリーシャが一番だけどな。