曇
まったく鬱陶しい。
スルース 【Sleuth】
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登場人物はジュード・ロウとマイケル・ケインの二人だけ。舞台もマイケル・ケインが演じる小説家アンドリュー・ワイクの奇妙な豪邸のみ。ということでほとんど舞台演劇を見ているよう。
二人しかいないので、どうしても演じ合い、演技対決、というような鬱陶しいことになる。面白けりゃ鬱陶しいとは思わないだろうから、面白くなかったのだ。たぶん。
ただ、やっぱりマイケル・ケインのほうが上手のよう。黙った時の表情に迫力がある。まぁ年食ってるし皺だらけだし、無理もないけれど基本的に爬虫類のような顔だと言う点が一番効いているのかもしれない。
お話自体、体質的に受け付けないのでしょうがないけれど、どうせならコメディにすればよかったのに。